【環境配慮印刷】ノンVOCインキとは?

【環境配慮印刷】ノンVOCインキを紹介

印刷物の製造においても、環境問題への対応が求められています。印刷物の環境対応として一般的なものが4つあります。その1つであるノンVOCインキについて紹介します。

(4つの環境対策は、環境に配慮した印刷物を証明する4つのマークを紹介を参照)

ノンVOCインキとは?

印刷物に多く使われているインキには、大気汚染を招くVOC(揮発性有機化合物)という石油系溶剤が含まれています。ただ、現在主流になっているUV印刷で使用するインキには、石油系溶剤を含まないインキが使用されております。この石油系溶剤を含まないインキのことをノンVOCインキと呼びます。

ノンVOCインキマークとは?

ノンVOCインキで印刷した印刷物につけることができるマークです。環境対応したインキで印刷していることを証明するものです。

ノンVOCインキマークを使用するには?

ノンVOCマークを使いたいと当社へご連絡下さい。FSC認証等他の環境対応マークと合わせて、対応させていただきます。

ノンVOCインキマークの使用ついては、電話03-3814-8133もしくは、問合せフォームで気軽にお問い合わせ下さい。

他に仕様できる環境対応マーク

エイト印刷では環境に対応した以下の認証マークを使用できます。

FSC認証

2007年8月にFSC認証を取得。15年以上の運用実績あり。

FSC®が定めた規格に従い、適切に管理された森林から生産された木材及びその木材を使用した製品を認証製品として、FSC®マークを付け販売できる制度です。FSC®のマークが入った製品(印刷用紙)は、適切に管理された木材を使っていることが証明されるだけでなく、流通・加工工程においても不適格なものが混ざらないように工程管理されています。※FSCマークはFSC認証紙のみで使用可能です。

(FSCの詳細は、【FSC森林認証】FSC認証紙にFSCマークを使った印刷を参照)

グリーンプリンティング工場認定制度(GP工場認定制度)

グリーンプリンティング工場認定制度(GP工場認定制度)は、日本印刷産業連合会の「印刷サービス」グリーン基準に基づき、客観的な審査によって環境配慮された印刷工場を認定する制度です。その認定基準は、法令や条令に対する遵法はもちろんのこと、地域住民への環境影響(悪臭、騒音、振動等)を未然に防ぐ対策を盛り込んでいるほか、VOC発生などの大気汚染防止、廃棄物削減、リサイクル推進、地球温暖化防止など、地球規模での環境対応を基準化しています。

(グリーンプリンティング工場認定制度の詳細は、【環境配慮印刷】グリーンプリンティング工場認定制度とは?を参照)

ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)

ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)とは、再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油のほか、それらを主体とした廃食用油等をリサイクルした再生油のことです。植物油インキマークは、植物油を含有した印刷インキ中の植物油含有量基準を満たした植物油インキに付与できる環境マークです。

(ベジタブルオイルインキの詳細は、【環境配慮印刷】ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)とは?を参照)

(環境対応印刷の詳細については【環境印刷】環境に配慮した印刷物を証明する4つの方法を参照

電話03-3814-8133もしくは、問合せフォームで気軽にお問い合わせ下さい。