【環境配慮印刷】グリーンプリンティング工場認定制度とは?

【環境配慮印刷】グリーンプリンティング工場認定制度を紹介

印刷物の製造においても、環境問題への対応が求められています。印刷物の環境対応として一般的なものが4つあります。その内の1つであるグリーンプリンティング工場認定制度(GP工場認定制度)を紹介します。

(4つの環境対策は、環境に配慮した印刷物を証明する4つのマークを紹介を参照)

グリーンプリンティング工場認定制度とは?

グリーンプリンティング工場認定制度(GP工場認定制度)は、日本印刷産業連合会の「印刷サービス」グリーン基準に基づき、客観的な審査によって環境配慮された印刷工場を認定する制度です。その認定基準は、法令や条令に対する遵法はもちろんのこと、地域住民への環境影響(悪臭、騒音、振動等)を未然に防ぐ対策を盛り込んでいるほか、VOC発生などの大気汚染防止、廃棄物削減、リサイクル推進、地球温暖化防止など、地球規模での環境対応を基準化しています。

GP認定工場への発注は、事業活動に必要な印刷サービス・印刷製品の調達においてサプライチェーンを通じたSDGsの実現に寄与することになります。

GPマークとは?

グリーンプリンティング(GP)認定工場が製造し、用紙、インキ、加工方法などが環境配慮基準を満たした印刷製品に、GPマーク(環境ラベル)を表示できます。GPマークは、カタログ・パンフレットなどさまざまな印刷製品に表示されています。

GP認定とSDGs

調達した印刷製品へのGPマークの表示は、SDGsに対する調達者の姿勢を示すことにもなり、「目標12:持続可能な生産消費形態を確保する」ことの具体的な取組ともなります。

当社のGPマーク使用実績一例

素材メーカー 商品パンフレットグルメギフト会社 グルメギフト券一般社団法人 協会案内パンフ

※2024年2月現在

GPマークの使用ついては、電話03-3814-8133もしくは、問合せフォームで気軽にお問い合わせください。

他に仕様できる環境対応マーク

エイト印刷では環境に対応した以下の認証マークを使用できます。

2007年8月にFSC認証を取得。15年以上の運用実績あり。

FSC認証

FSC®が定めた規格に従い、適切に管理された森林から生産された木材及びその木材を使用した製品を認証製品として、FSC®マークを付け販売できる制度です。FSC®のマークが入った製品(印刷用紙)は、適切に管理された木材を使っていることが証明されるだけでなく、流通・加工工程においても不適格なものが混ざらないように工程管理されています。※FSCマークはFSC認証紙のみで使用可能です。

(FSCの詳細は、【FSC森林認証】FSC認証紙にFSCマークを使った印刷を参照)

ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)

ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)とは、再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油のほか、それらを主体とした廃食用油等をリサイクルした再生油のことです。植物油インキマークは、植物油を含有した印刷インキ中の植物油含有量基準を満たした植物油インキに付与できる環境マークです。

(ベジタブルオイルインキの詳細は、【環境配慮印刷】ベジタブルオイルインキ(植物油インキ)とは?を参照)

ノンVOCインキ

ノンVOCインキとは、人体や自然環境に有害なVOC(揮発性有機化合物)を発生しません。UV照射によりインキを一瞬で硬化・定着させるエコUV印刷機で使うノンVOCインキは、従来のUV印刷機に比べ、CO2排出量を1/4程度に削減し、消費電力も低いことから、より環境優位性の高い省エネ型印刷機と言われています。当社のエコUV印刷機で印刷した印刷製品には「non-VOCインキ UVエコインキ」マークを表示できます。

(ノンVOCインキの詳細は、【環境配慮印刷】ノンVOCインキとは?を参照)

(環境対応印刷の詳細については【環境印刷】環境に配慮した印刷物を証明する4つ

電話03-3814-8133もしくは、問合せフォームで気軽にお問い合わせください。