カタログ・冊子印刷|綴じ方の種類とメリット・デメリット
冊子・カタログでページ数が多いものを作成する際に、綴じ方を選ぶ必要があります。4つの方法を、わかりやすく解説します。
(カタログ・冊子の詳細は、カタログ・冊子印刷|高品質印刷|無料相談対応を参照)
中綴じ・無線綴じ・アジロ綴じ・PUR製本
中綴じ
綴じ方
ページ数が少ない場合によく使われる綴じ方です。針金を使って綴じます。8ページ以上で、それほどページ数が多くない場合に使われる綴じ方法です。折って重ねた用紙の真ん中に針金を打つことで綴じます。2か所で綴じる場合が大半です。
メリット
・製本が簡単で、コストが安い
・開きやすく、中身が見やすい
・少ないページにも対応できる
製造工程が折工程と針金で止める工程のため、製本が簡単でコストが安くなります。また、ページを開いた際に、ページ全体を開けることができ、少ないページ数でも綴じることができます。
デメリット
・多いページ数に対応できない
・背を作ることができない
・ページ数が4の倍数となる
針金で止めるため、ページ数に限界があります。対応ページ数は、紙の厚さ等により異なります。また、背を作ることができず、総ページ数は4の倍数のみとなります。
無線綴じ
綴じ方
ページ数が多い場合によく使われる綴じ方です。1枚ずつ重ねた本文の背の部分に接着剤をつけて、最後に表紙でくるむみます。ホチキスや糸を使わずに接着剤をつけて綴じますので、一定の厚みが必要です。表紙を固い紙でくるんだ上製本(ハードカバー)と、同じ用紙でくるむ並製本(ソフトカバー)があります。
メリット
・ページ数が多くても製本できる
・背表紙があり、収納時に内容がわかる
・仕上がりが丈夫で高級感がある
多いページ数でも綴じることができます。背表紙がつきますので、本棚などへの収納時に内容がわかりやすくなります。また、接着剤で止めますので仕上がりが丈夫です。高級感を出す仕様を選ぶこともできます。
デメリット
・ページが少ない場合に不向き
・ページが完全に開かない
・中綴じよりやや高価
ページが少ない場合には、綴じることができない場合があります。また、接着剤で綴じますのでページが完全に開きません。中綴じと比べると少し割高になります。
アジロ綴じ
綴じ方
無線綴じとほぼ同じですが1点大きく違います。1枚ずつ重ねた本文を接着する無線綴じとは違い、16ページや8ページの束ごとにまとめ、背の部分に切り込みを入れ接着します。一般的には、無線綴じより強度が高くなります。メリット・デメリットは基本無線綴じと同じです。
PUR製本
綴じ方
無線綴じの一種ですが、背を接着する際に特殊な接着剤を使用します。無線綴じはページを開く際に、構造上完全には開かない仕様となりますが、PUR製本はページが大きく開くことが可能で、読みやすい仕様となります。
メリット
ページを大きく開くことが可能
デメリット
無線綴じと比べて高価
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